佐賀県内15の団体が一堂に集まり、地域の特徴ある伝承芸能を披露します。
また、特別出演として、錦城神楽団(広島県)に芸北神楽、長崎女子高等学校に長崎龍踊りを披露していただきます。
プレゼントをもらって、佐賀県を元気に!
佐藤和哉 [ 篠笛奏者・作曲家 ]
九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。篠笛奏者として国内外で活動。2012年 国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」で献笛。
2013年 自身作曲の『さくら色のワルツ』が、ゆずの『雨のち晴レルヤ』のモチーフ曲として採用され、NHK朝ドラ「ごちそうさん」主題歌となる。同年、ゆずと共に『NHK紅白歌合戦』に出場。
また同作『雨のち晴レルヤ』はレコード大賞 優秀作品賞となる。
2016年には、佐賀県嬉野市の市曲「ふるさとの空よ」を制作。
「二十一世紀ノスタルジア」と評される佐藤和哉の音色は、自分の心と素直に向き合うことで紡ぎだされる。
その篠笛の音で唄いあげる“詩のない歌”は、聴く者に懐かしさや温かさ、優しさを感じさせる。
オフィシャルサイト http://www.kazuyasato.com/
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伝承芸能体験や工芸品の実演が体感できるコーナーです。
TIME | CONTENTS |
---|---|
9:30 | 開場 |
10:00 | 開会 |
10:10 | 「佐藤和哉」LIVEステージ |
10:30 | 大町聖太鼓(大町町) |
10:50 | 東分の角力甚句(女相撲踊り)(江北町) |
11:10 | 千栗八幡宮行列浮立(みやき町) |
11:30 | 福富子供太鼓浮立(白石町) |
11:50 | 曽根崎の獅子舞(鳥栖市) |
12:10 | 休憩 |
12:45 | 芸北神楽 演目:鈴鹿山 (広島県安芸高田市 錦城神楽団) |
13:20 | 休憩 |
13:25 | 府招の浮立(伊万里市) |
13:45 | 音成の面浮立(鹿島市) |
14:05 | 宿の鉦浮立(鳥栖市) |
14:25 | 琴路神社の獅子舞(鹿島市) |
14:45 | 休憩 |
14:55 | 見借浮立(唐津市) |
15:15 | 下岩屋猿浮立(嬉野市) |
15:35 | 至誠龍神(伊万里市) |
15:55 | 油津浮立(太良町) |
16:15 | 浮立玄蕃一流(佐賀市) |
16:35 | 弁財太鼓浮立(小城市) |
16:55 | フィナーレ「長崎龍踊り」(長崎女子高校龍踊部) |
17:10 | 表彰式 |
17:15 | 閉会 |
※ プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※団体名をクリックすると芸能概要が御覧いただけます。
太鼓 大町町 大町聖太鼓 【おおまちひじりだいこ】 太鼓 大町町 おおまちひじりだいこ 大町聖太鼓 平成2(1990)年3月、新しい文化創造や町の活性化を目指し、国のふるさと創生事業を活用して聖太鼓の会を結成。和太鼓を通して子どもたちに地域の伝統と慣習を習得してもらおうと、平成8(1996)年6月子供聖太鼓の会を結成。活動を通して、まちづくり意識を持ってもらうことが目的で、町内外のイベント、慰問演奏等の活動を行っている。平成27(2015)年には全国大会に出場。平成28(2016)年には佐賀県青少年育成県民会議顕彰を受賞した。 |
甚句 江北町 東分の角力甚句(女相撲踊り) 【ひがしぶんのすもうじんく(おんなずもうおどり)】 甚句 江北町 ひがしぶん すもうじんく(おんなずもうおどり) 東分の角力甚句(女相撲踊り) 相撲踊りは、昭和天皇御大典(即位の礼)を記念して始められたもので、江北町には3地区にあったが、現在は、東分区の女性による角力甚句だけが継続。主に大江神社の10月19日の「おくんち」で披露され、依頼があれば新築の家の落成を記念して踊る。女性による角力甚句・相撲踊りは珍しく、代々受け継がれている「しこ名」の入った化粧まわしを付け、甚句の歌い手と踊り手に分かれ、総勢40名が大きな円形で踊る姿は圧巻である。 |
行列浮立 みやき町 千栗八幡宮行列浮立 【ちりくはちまんぐうぎょうれつふりゅう】 行列浮立 みやき町 ちりくはちまんぐうぎょうれつふりゅう 千栗八幡宮行列浮立 毎年9月15日、みやき町の千栗八幡宮で行われる放生会で、最大の行事が行列浮立である。約400年前から受け継がれ、藩政時代にはこの祭りのために鍋島藩が警護の武士を差しつかわしたという記録が残っている。行列の構成は、「しゃーのけ」と呼ばれる毛やりをはじめ笛、鉦、太鼓、獅子2頭などで、伝統衣装に身を包んだ出演者は総勢100名ほど。華やかな行列太鼓や鉦を響かせて、「ヨイヤサー」と掛け声をあげながら参道を練り歩く。 |
太鼓 白石町 福富子供太鼓浮立 【ふくどみこどもたいこふりゅう】 太鼓 白石町 ふくどみこどもたいこふりゅう 福富子供太鼓浮立 白石町福富地域は、戦国時代後半(16世紀後半)から連綿と続いた干拓事業によって形成された田園地帯で、農地の広がりとともに集落が形成され、移住元の芸能である浮立が伝えられたと考えられる。各区の浮立は大人が伝承してきたが、昭和44(1969)年頃に子供太鼓浮立が始まり、現在まで伝承されている。東区子供浮立は8月25日には南区の潮塞観音堂、10月19日には上区の福富神社例祭(おくんち)に、他区の子供浮立と一緒に奉納されている。 |
獅子舞 鳥栖市 曽根崎の獅子舞 【そねざきのししまい】 獅子舞 鳥栖市 そねざき ししまい 曽根崎の獅子舞 曽根崎の獅子舞は、元禄8(1695)年に老松神社の再建を記念して、翌年から始まったと伝えられ、土地の悪霊を鎮め、人々を浄め、豊作を祈願する貴重な民俗芸能である。前・後獅子役の2名が一体となって演舞する“伎楽系の獅子舞”で、勇壮に舞う様は圧巻で迫力満点。昭和36(1961)年に途絶えたが、獅子舞を大事に思う人たちの努力で昭和58(1983)年に復活。現在は、曽根崎町古典芸能祭として、毎年3月29日直前の日曜日に開催。 |
舞浮立 伊万里市 府招の浮立 【ふまねきのふりゅう】 舞浮立 伊万里市 ふまねき ふりゅう 府招の浮立 府招の浮立は、伊万里市南波多町府招地区に伝わる舞浮立で、毎年10月第2日曜日に愛宕権現社の秋祭りで奉納されている。県西部には舞浮立が多く伝承され、その中で最も華麗な浮立といわれている。構成は、神社までの「道行き」と境内や舞台で舞う「本浮立」。市内で最も多い33の演目を伝承し、観衆に見せることを意識した大衆演劇のような芸態になっている。なかでも「ばち渡し」の儀式は独特で、厳粛な所作といわれている。 |
面浮立 鹿島市 音成の面浮立 【おとなしのめんぶりゅう】 面浮立 鹿島市 おとなし めんぶりゅう 音成の面浮立 鹿島に伝わる面浮立の中で最も古い形を残している。衣装は濃紺一色で、黄色の帯と太鼓のひもがアクセントになっており、他地区の面浮立のような華やかな模様はない。所作は腕を鋭く上下に振り下ろす古風な動きが基本で、曲目の構成や道行の様子も初期起源の面浮立の姿をよくとどめている。現在は毎年9月の第2日曜日、天子神社に奉納。先祖が雨乞い神事や豊穣祈願に心を込めて舞ったものを今に伝え、後継者育成にも力を注いでいる。 |
鉦浮立 鳥栖市 宿の鉦浮立 【しゅくのかねふりゅう】 鉦浮立 鳥栖市 しゅく かねふりゅう 宿の鉦浮立 およそ260年前、五穀豊穣と無病息災を祈願するため、四阿屋神社の神幸祭に奉納されていた宿の鉦浮立。戦中戦後の混乱などで一時中断したが、古老の記憶や言い伝えをもとに平成元(1989)年に復活。現在は毎年4月29日に宿町の船底神社で奉納されている。浮立は100名の小学生の踊りを先頭に、鉦打ち、鉦下げ、太鼓打ちなど約150名が練り歩く。奉納の演舞で、重さ12~13kgの鉦を片手で頭上高く持ち上げて打つ「差し」は最大の見せ場である。 |
獅子舞 鹿島市 琴路神社の獅子舞 【きんろじんじゃのししまい】 獅子舞 鹿島市 きんろじんじゃ ししまい 琴路神社の獅子舞 鎌倉時代に建立された琴路神社の例大祭(11月2・3日)で、奉納神事として演舞されている獅子舞。特徴的なのは、獅子頭が平たい仮面のような形をしていることで、どことなくユーモラスな表情をしている。赤獅子(雄)が青獅子(雌)を追いかけ、獅子頭を上下左右に激しく動き回す所作から、地元では「あばれ獅子」とも称されている。動作のたびに「あばばばばい」という独特の声を出し、威勢のいい掛け声とともに境内を舞い踊る。 |
猿浮立 嬉野市 下岩屋猿浮立 【しもいわやさるぶりゅう】 猿浮立 嬉野市 しもいわやさるぶりゅう 下岩屋猿浮立 嬉野町下岩屋地区に約400年前から伝わる猿浮立。一時途絶えた時期もあったが、昭和55(1980)年頃から地域の人々によって復活し、現在は毎年8月31日に熊野神社に奉納されている。特徴は、笛や鉦、太鼓や猿舞など、すべてを子どもたちだけで演じていること。祭り当日は、総勢約50名で、鉦や太鼓を打ち鳴らしながら、猿の面をかぶった子どもたちが猿浮立を披露して区内を巡回し、最後に熊野神社の境内で舞を奉納する。 |
太鼓 伊万里市 至誠龍神 【しせいりゅうじん】 太鼓 伊万里市 しせいりゅうじん 至誠龍神 「豊かな心を育む」教育推進実践校として、郷土芸能の伝承に取り組む中で和太鼓の魅力に触れ、同好会を経て2002(平成14)年に太鼓部「至誠龍神」を創設。指導者の出身である有田地区に伝わる浮立の流れをくむ、創作太鼓の演舞を行っている。学校行事だけでなく、地域のイベントや介護施設等でも演舞することで地域との交流を深め、高校生らしい感覚を織り交ぜながら、演舞を行う場所・行事内容・対象者に合わせて、構成・表現している。 |
踊浮立 唐津市 見借浮立 【みるかしふりゅう】 踊浮立 唐津市 みるかしふりゅう 見借浮立 約450年前の永禄8年(1565)に、唐津市見借地区の氏神様、猿田彦神社の移転改築を祝って奉納したのが始まりで、囃子と踊りを組み合わせた踊浮立である。鉦7、締太鼓4、男鼓2、女鼓2、笛10、大太鼓1による勇壮豪華な囃子と、白鉢巻きに派手な長襦袢姿の男女による優雅な舞踊。踊りは、綾踊り、大黒舞、牛若丸、猿回しなど10数種類あり、まるで物語をみているような所作や演技が見どころである。 |
面浮立 太良町 油津浮立 【あぶらつふりゅう】 面浮立 太良町 あぶらつふりゅう 油津浮立 太良町の中央に位置する油津地区で、約130年の歴史を持つ油津浮立。毎年9月の第2日曜日、太良嶽神社の秋季例祭に五穀豊穣と家内安全を感謝して奉納されている。例祭の前日は行列を作って行進しながら踊る「道浮立」を行い、当日は神前の広場を舞台として「場浮立」を演じる。演目には、子どものみの浮立や大人と一緒に踊るものもあり、住民総出で参加。地域全体で次の世代に伝えていきたい大切な伝統である。 |
天衝舞浮立 佐賀市 浮立玄蕃一流 【ふりゅうげんばいちりゅう】 天衝舞浮立 佐賀市 ふりゅうげんばいちりゅう 浮立玄蕃一流 1556(弘治2)年5月、掘江大明神(現在の掘江神社・佐賀市神野)の神職山本玄蕃が、雨乞祈願のため浮立を舞ったことで「玄蕃一流」と呼ばれている。現在は、氏子である草場、東神野、西神野の3地区が交替で毎年11月3日の掘江神社秋季大祭で奉納している。天衝舞は、日・月と雲龍を画いた直径1mくらいの紙張の前立を頭に被り、腰にゴザをつける。このゴザは、舞の途中で粗相があれば腹を切る覚悟といわれている。 |
太鼓 小城市 弁財太鼓浮立 【べんざいだいこふりゅう】 太鼓 小城市 べんざいだいこふりゅう 弁財太鼓浮立 潮の満ち引きによって姿を現す沖ノ島には、約400年前、干ばつの人身御供として海に身を投げた「おしまさん」が雨乞いの神として祀られている。毎年旧暦6月19日、五穀豊穣を願って沖ノ島詣りが行われ、有明海沿岸の人々が夜通し太鼓浮立を奉納する。芦刈町では夏まつりを同時開催し、地元住民や見物客を含め大いに盛り上がる。弁財太鼓浮立は、弁財地区の地元住民を中心に構成され、数百年間変わらぬ太鼓の演奏スタイルを継承している。 |
神楽 広島県安芸高田市 芸北神楽(錦城神楽団) 演目:鈴鹿山 【げいほくかぐら(きんじょうかぐらだん)】 神楽 広島県安芸高田市 げいほくかぐら(きんじょうかぐらだん) 芸北神楽(錦城神楽団) 神楽が盛んな地域として知られる広島県安芸高田市。その土地の氏神様に奉納する神事として神楽が執り行われ、今日では催事や祝い事に欠かせない郷土芸能として人々に親しまれている。現在市内には22の神楽団があり、その一つが錦城神楽団。江戸時代中期頃から川角山八幡神社に神楽を奉納し、石見六調子の「旧舞」と八調子の「新舞」を継承している。昭和54(1979)年には「川角山八幡神楽」として広島県無形民俗文化財に指定されている。 鈴鹿山あらすじ
鎮守府将軍坂上田村麻呂は、第14代の帝、桓武天皇の勅命により鈴鹿山に棲む大鬼人犬神丸の退治に出発します。 |
龍踊 長崎県長崎市 長崎龍踊り(長崎女子高等学校 龍踊部) 【ながさきじゃおどり(ながさきじょしこうとうがっこうじゃおどりぶ)】 龍踊 長崎県長崎市 ながさきじゃおど (ながさきじょしこうとうがっこうじゃおどりぶ) 長崎龍踊り(長崎女子高等学校 龍踊部) 長崎県の郷土芸能の代表格である「龍踊り」。鎖国時代、唐人屋敷に住む華僑の人々から教わり、時代の流れと共にアレンジが加えられ長崎独特の龍踊りになった。そもそもは五穀豊穣を祈る雨乞いの神事で、長ラッパや太鼓、銅鑼など中国製の楽器を使った独特のリズムに合わせ、宝珠(玉使い)1人と龍衆10人で長さ20mの龍を操る。創立123年の長崎女子高等学校は、平成15年に龍踊部を創部。史上初、女性のみで龍踊りを行う唯一の団体である。 |
国道263号線沿いSAGAサンライズパークの向かい、SAGAサンライズパーク総合体育館と国立佐賀病院の間
駐車台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用いただくか、お車の場合は、乗り合わせのうえお越しくださいますようご協力をお願いいたします。